司法試験予備試験の合格法 伊藤真 レビュー

司法試験予備試験の合格法 伊藤真 レビュー

 

伊藤真が教える司法試験予備試験の合格法

伊藤真が教える司法試験予備試験の合格法

 

法律が関係することがある仕事柄で法律について少し詳しく勉強しようかな・・・と思って手にとりました。

 

司法試験の全体像と勉強方法がまんべんなく書かれておりました。お勧めの参考書とか勉強方法とか。

 

ただ、自分が経営している伊藤塾と自分の著書だけを紹介する内容なので、本当は自分の塾・著書を買わせるための紹介本なのか!?と疑ってしまう。

 

合格体験記に出てくる人達も伊藤塾卒業の人達ばかりだったし。

 

ロースクール(法科大学院)がバタバタ潰れていっている理由も分かりました。司法試験に合格するには2通りしかない。

 

1:ロースクール(法科大学院)卒業→司法試験合格

 

2:司法試験予備試験合格→司法試験合格

 

ロースクール(法科大学院)というものに行って高い学費を払わなくても、司法試験予備試験という試験に合格すれば、ロースクール(法科大学院)に通った程度と同じ程度の学力・実力があると見なして、司法試験の受験資格を獲得できる。

 

しかもロースクール(法科大学院)を卒業するよりも、司法試験予備試験に受かった人達の方が学力ついていて、司法試験に合格しやすい。

 

ロースクール(法科大学院)はモラトリアムになりつつある。モラトリアムを楽しみたい人達はロースクール(法科大学院)に行ったほうがよさそうだけれど、さっさと司法試験を受けて合格したいと本気で思っている人なら、ロースクール(法科大学院)に行かずに司法試験予備試験を受けそう。

 

司法試験に合格する人達の半数が「学生」と「無職」って・・・。いや、そりゃあ勉強できる時間たくさんとれますけどねえ。「無職」が受かりやすいって。

 

法曹界世知辛い世の中ね・・・

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出典:ダイヤモンドオンライン

弁護士とか検察官とか裁判官って給料が高くて1000万円超えが当たり前と思っていたのだけれど、意外と低い年収の人も紛れ込んでいるのね。司法試験受かってすぐに独立すると年収1000万円前後で上げ止めと・・・。

 

それ以上に行こうとすると国内司法トップである検事総長最高裁判所判事になるか、海外・企業向けの弁護士になるしかないようだ。あるいはアディーレ法律事務所みたいに大々的に弁護士を雇って経営者にならないと。

 

司法試験合格率4%で以前より易しくなったとはいえど、最難関試験なのに受かっても気が抜けない状況だね、こりゃ。

 

イメージは歯科医かなあ。歯医者はコンビニの数より多いと言われていて、歯医者になって食べていけないということはないけれど、他と違いをアピールしていかないと生き残れない感じ。

 

2019年度からは民法が大改定される予定なので、法律に関しては楽しみながら勉強しつつ、今やっている仕事に全力投球していこう。今やっている仕事だってまだまだ半人前だし。

 

今やっている仕事と法律の知識が絡み合えば、他の人達と一味違う仕事ができるかもしれないかなあ・・・。そんなことを妄想しつつ本を読み終えました。