社会は不条理・混沌の連続だ

 

社会は不条理で混沌としている

社会人になって不条理なことが次々と降りかかってくる。

会社で起こっている一つ一つの細かいことを決めるのも大変だ。

昔の風習に慣れている人達は変化を極端に嫌がり猛反対してくる。非効率性をやめさせたい社員は効率化を盾に反論する。

絶対の正解などないし、自分で問題点を提起して、ある一定の落としどころを見つけなければいけない。

自分の仕事でない仕事を無茶振りされたり上司の言う通りしたのに突然上司が「俺は知りません」と言ったりもする。不条理の連続なのだ。混沌としいるのだ。

 

学生時代は努力さえしておけば良かった

学生の頃は答えが必ずある問題を解いていた。算数・理科・社会・・・全てに答えがあって、大人達が望む答えを出してあげれば100点をもらえた。

課題・問題があたえられ、大人の言うとおりのことを聞いてコツコツ予習・復習さえしていれば褒められた。

いい成績をとって、いい大学にいって、いい会社に入るという明確なゴールがあった。

偏差値・人気企業ランキングとか明確なモノサシがあって、モノサシの上位に行けば良かった。向かう方向が明確でひたすらハシゴを登っていけばいい。 

 

学校と社会は真逆

政治家を見てみるとメディアでは連日連夜非難の連続。政治家だけでなく、日本大学のアメフト部員の問題でも非難の嵐。

憲法9条、働き方改革カジノ法案・北朝鮮外交・・・。賛否両論に分かれる議論ばかりだ。

学校と社会は真逆なんだ。

①問題は自ら見つける

学校では問題が与えられた。テスト・宿題とか。問題は自分で見つける必要がない。口を開けておけば大人達が勝手に問題をくれた。

社会では真逆だ。問題や課題は自ら見つけなければいけない。ボーっと過ごしていたければボーっとしていてもいいし。もし仕事をして何かしら会社や社会を良くしていこうと思ったら、何がどう問題でどう現状に悪影響を与えているのか見つけなければいけない。

学校では教えてくれないし、社会人になって本格的にぶつかるハードル。常に問題意識を持って注意深く生きていくしかない。

 

②解答方法がない

学校のテストでは解答があるし、解答方法がだいたい決まっている。ポイントをおさえて誤字脱字に注意しながら書けば100点満点だ。

社会では違う。「①問題を自ら見つけた」後は、五里霧中の中で模索しながら、一歩一歩進んでいくしかない。解答方法は誰も教えてくれないし、自分の頭で考えて、どう道筋をたてて一つ一つ行動を起こしていくか決めなければいけない。

複雑な人間関係、法規制、お金の問題など、絡まった紐を一つ一つほどいていくようで気が遠くなる作業だ。

 

③正解がない

学校では答えがある問題しか出されないけれど、社会では答えがない。

子供教育の充実・子育て世代を応援するような政策をとったら、老人達から「今の裕福な日本を作ったのはワシらなのに老人を煙たがるとは何事だ!!」と言う。

逆に老人ばかり手厚くしたら、納税している若い人達からは「税金ばかり高くなって我々はひとつも恩恵をこうむれない!!」と不満が湧き出てくる。

微妙な倫理・なんとなくの公平感の中で答えを出していかなければいけない。

障害者を助けなければいけない!マイノリティーを助けなければいけない!高齢者を大切にしなければいけない!

全て正しい。そんな社会であって欲しい。

ただ、多額の金を使って無制限に障害者を助けるようなことをしたら非難が殺到するだろう。お金も資源も限られている。微妙な倫理・なんとなくの公平感の中で落とし所を見つけていくしかない。倫理と公平感の綱引きだ。

④バカでもいい

小学校では足が速い奴がチヤホヤされていた。中学校・高校では勉強とか部活ができる奴がチヤホヤされた。頭がいい奴は学校というカーストの上位に立てた。

社会は頭がいい奴なんて腐るほどいるし、頭がいいだけではトップに立てない。安部晋三総理なんて成蹊大学卒業だ。東大ではないし京大ではない。

学歴だけでみたら成蹊大学卒業の人間に、東大・京大卒の官僚が指示を受けているのだからどこか滑稽だ。

社会ではそれで正しい。頭がいい必要はない。口が上手くて弁がたてば、なお良しだが、最悪、弁がたたなくてもいい。

「この人ならついて行こう」 「ダメな奴だけど助けてやるか」そういったフンワリとした信頼感があって、協力したくなるような人間がトップに合っている。

答え・やり方は、頭の切れる奴が黙ってでもやってくれる。トップの仕事はクレバーな答えを見つける方法ではなく、なんとなくの信頼感と協力したくなる雰囲気だ。もちろん最後の責任をとる覚悟は必要だが。

 

最後に

未来は分からないから賛成・反対が噴出するのだろう。

未来を作っていく仕事をする人達の宿命なのだろうね。

未来を作る仕事を何とか止めさせたい!!非難することで飯を食っている人達は非難をし続ける。しまいには議論・仕事の内容に関係ない不倫とか過去の行為を引き出してきて人格をけなしている報道が目立つ。

不条理で複雑で混沌としている社会の中で本質は何なのか、雑音にまどわされることなく見つける努力をしていきたい。