うつヌケ~うつ病トンネルに迷い込む その3

 

うつヌケとは

「うつヌケ」レビューです。「うつヌケ」とは「うつ病トンネルを抜けた人達」を略したタイトルです。実際にうつ病を克服した人達のインタビューをもとに田中圭一さんが描いた漫画になっています。田中圭一さん自身もうつ病を体験しており、自身の体験からうつ病を題材にした漫画を描きたいと思い、今回の作品につながったそうです。

 

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

 

 

ケース3:天気に気分が左右される著者

今回紹介する「うつヌケ」ケースは、著者の田中圭一さん自身です。著者自身は何か大きなキッカケがなく、抑うつ状態になり始めました。

 

体が重過ぎて、朝起きても布団から出れない。外出しようとしても鉛を背負っているように体が重く感じられて玄関から一歩も外に出れず引きこもり生活。

 

原因が分からず対策の仕方も分からず、何度もうつ状態の波が襲ってきては去っていきます。うつ状態から抜けると普段どおり清清しく日を浴びて仕事をするけれど、次にいつうつ状態の波が襲ってくるか怯えなければいけない日々を過ごしていました。

 

ネットでいろいろ調べていると「気圧の変化で気分が落ち込む」「雨の日は気分が落ち込む」といった書き込みを発見。

 

自身のうつ状態のエピソードを振り返ると「天気が悪く気圧が低い日にうつ状態になっている!!」と気づきます。

 

それからは天気予報を見て、翌日に天気が悪くなると分かり、うつ状態になる前に仕事を済ませておく・買い物をあらかじめしておく・仕事の予定を入れない・・・など対策することができるようになりました。

 

現在でも「うつヌケ」著者の田中圭一さんはTwitterなどのSNSで「明日天気が悪くなって気圧が下がるから、みんな気をつけて!」と発信しているそうです。結構多くの方が同じ症状に悩まされているようで、たくさんの人が共感の気持ちをTwitterに返信してくれるみたいです。

 

意外な原因がうつの原因になるのですね

うつ病のキッカケというと、①誰かの死②仕事で行き詰まる③人間関係トラブル④金銭トラブル⑤健康問題⑥結婚や就職などの人生の転機・・・などと思ってしまいがちです。

 

著書自身のエピソードでは「天気」「気圧」など自然から人の心が影響を受けてしまうことが分かりました。

 

日照時間が少ない冬になるとうつ状態になる人もいる方がいるということもあるので、冷静に考えてみると、自然が人間の心身に影響を与えるというのは当然なのかもしれませんね。

 

他の「うつヌケ」レビュー

これまでの「うつヌケ」レビューも興味があればどうぞ。うつ病は「誰でも」「いつでも」なりえます。注意しましょうね。

 

ケース1:趣味のコスプレイベントで挫折しうつ病トンネルに迷い込んだコスプレ大好きオタクの方 

syunsibata.hatenablog.com

 

 

ケース2:過重労働が原因でうつ病トンネルに突入した中年女性記者

syunsibata.hatenablog.com