ハートネット 私邸監置 精神障害者と家族 自宅という密室

精神障害者がプレハブで20年以上監禁されていた事件が兵庫県でありましたが、それに合わせてなのか本日のNHKドキュメンタリー内容は「私邸監置」でした。

つい数十年前までは病院にも行かず自宅で閉じ込めていたのですね。人権が叫ばれる現代からは考えられません。

あと数十年したら自宅で閉じ込めていた人達も年齢的に亡くなる、この世の中から自宅に閉じ込められていた精神障害者は根絶されるでしょう。

でも、兵庫県で息子を監禁していたジイちゃんみたいに、相談に保健センターに相談したらニュースに取り上げられて世間の注目を集めてしまうようだと、相談したいと思ってる人が萎縮してしまい、さらに監禁を続けてしまうのではないのかと疑問です。

NHKドキュメンタリーでは、沖縄県を舞台にして自宅で精神障害者を監禁する「私邸監置」の過去の実態が紹介されていました。

40歳代で商売に失敗し精神疾患を患い、それ以降小部屋に死ぬまで監禁されていた男性が紹介されていました。

男性の学生時代の友人が「私邸監置」の横をマラソンしながら走って横切りながら「元気してる?」とか挨拶するなんて、、、。どんだけ日常にとけこんでるんや!!

その後、「私邸監置」の側を通らなくなった友人は消息を知らないまま、死んだことを風の便りで聞くだけだったと言っています。

「私邸監置」は日常茶飯事に行われていたんですね。死ぬまで。

その頃は「私邸監置」が行政で許可された旨の書類も紹介されていました。たった数十年で世の中で黙認されていた、「私邸監置」という名の「監禁」がニュースになってしまうほどの大騒ぎなんですから時代は変わります。

精神障害者の「私邸監置」が大きく取り上げられていましたが、今後は介護サービスや相談員、相談窓口が充実していかないと老人の「隠れた監禁」が闇で増えてきて現実味を帯びそうな気がします。