ニートとアウストラロピテクスとホモサピエンス

 

NHK「人類の進化」

NHKで「人類の進化」という連続ドキュメンタリーが放送されている。現在の人類ホモサピエンスが誕生するまでに多種多様な亜人類もどきがたくさん出現し淘汰されてきて少しずつ選別されていった。400万年前までにはアウストラロピテクスとホモサピエンスの2種類が残った。

 

飛び道具「アトラル」の発明

アトラトルは槍を投げる道具でテコの原理で腕で投げるよりも遠くに飛ばすことができる。ホモサピエンスが発明した飛び道具だ。分かりづらいなら「弓」と考えてもらえばいい。弓があれば矢を遠くまで飛ばせる。飛び道具で獲物に近づかなくても狩りができる。

 

 

群れるホモサピエンス

ホモサピエンスは数百人単位で集団を作っている一方、アウストラロピテクスは10人程度の小集団を形成していた。

ホモサピエンスはアウストラルピテクスに比べて集団を作る性質があったようだ。

NHK「人類の進化」では「宗教」がポイントではないかと推測していた。

宗教を通じて仲間意識ができ集団で様々な儀式をしていた。

ホモサピエンスは賢く死後の世界、見えないものを信じる能力があったようだ。

 

知恵、道具が爆発的に広がった

ホモサピエンスは大集団を作り集団どうしでも人と情報とモノのやり取りがあった。飛び道具「アトラル」もすぐにホモサピエンスの間で広がった。

氷河期で食べ物が困っている集団は、余分に余っている集団から食べ物の援助を受けた。助かあいだ。

生活の知恵もホモサピエンスの間で広がった。集団を作り交流を取り合うことで知恵、道具、物が行き来しホモサピエンスはアウストラロピテクスより優位にたっていったのだ。

最終的にアウストラロピテクスは滅びホモサピエンスが生き残った。

 

ニートのpha

アウストラロピテクスとホモサピエンスの生き残りをかけた選別、淘汰を見ているとニートのphaさんを連想してしまった。

phaさんは京都大学卒で卒業後3年間事務職で働いていたが社会不適合で結局退職し28歳からはニートになった。今は40代。

ニートのphaさんがよく言っている。一人でニートをしていると誰とも話さないと寂しい。かといって実家にいると親から「働け」ってプレッシャーをかけて心苦しい。会社では人との交流が煩わしい。

phaさんはニートが集まって暮らせるシェアハウスを運営している。話したくなければ個室にこもって一人で過ごせばいい。少し寂しくなって誰かと話したければリビングに行って他のニートと話せばいい。ゆるく他者とつながることでお互い助けあえる。集団をつくることが生き残りに大事。

ニートアウストラロピテクス、ホモサピエンスの共通点

「ゆるくでもいいから集団を作ることがいい。」これはまさにホモサピエンスが生き残ったポイントではないか!!

人との交流は煩わしい。でも孤立すると死んでしまう。もっとゆるく交流できる会社や働き方があれば人に優しい社会ができるかもしれないなあ。

そんなことを考えながら「人類の進化」を観ていました。